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☆サムネ画像_小話

source: http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1447426465/

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418: 名無しさん@おーぷん 2015/11/27(金)07:06:16 ID:???
小学4〜5年の時かな。
朝は降ってなかったのに学校から帰るときには土砂降り。
途中まで友達の傘に入れてもらって、友達と別れてから
傘無しでは家まで歩いて5分くらいって感じだったのでまあいいか、と
友達にバイバイしてからシャワーを浴びるが如く雨の中歩いてた。

別れた地点から、ほんの少し歩いたところで突然進行方向に誰かが立ち塞がった。
立ち塞がった人は当時私から見たら大人の男の人で、傘を差し出してた。

引っ込み思案で人見知りな性格のせいか、子供のときは
歩くときは下向いてて人の目も顔もうまく見れなかったんだけど、
多分そのときもうまく顔を見られなかったんだね、
どんな顔してるとか全然記憶にないの。

けど、男の人が大きな大人用の黒い傘を差し出してて、
え?って思ったけど「使って」って言われたのは覚えてる。
申し訳ないから「大丈夫です」って断ったんだけど、トトロの
カンタみたいに「いいから、ん!ん!」みたいな感じで渡されて
「ありがとうございます」ってお礼をして傘さして家に帰った。

家に帰ってから母が仕事から帰宅するのを待ちその日の傘の話をした。
返さなきゃね、ってなったけどどこの誰かもわからないし
返しようがないな、と思いつつも、その傘は大切にしなきゃと考えてた。

もう10年以上経つのに、未だにあの人にお礼をしたかったな、
傘をちゃんと返したかったなってふとしたときに思い出して考えてる。

無理だろうけど。

ほとんど当時の記憶は自分の中で補完したつぎはぎの記憶だけど
差し出された時の大きな傘の印象がとても残ってる。

ちなみに傘はしばらくしたら何故か家から消えてた。

420: 名無しさん@おーぷん 2015/11/27(金)12:13:49 ID:???
ちょっとした親切って意外と心に残るもんだよね

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 名無しの鬼女さん
    • 2017年07月04日 15:56
    • 今だと傘を押し付けて去る事案になるんだな
    • 2. 名無しの鬼女さん
    • 2017年07月04日 22:20
    • その人、かーちゃんの不倫相手だったりして。
      で、その娘だから顔を知ってて、傘を渡したのかも。
      で後日、同衾の後に帰る時、傘を持ち帰った-だから家から消えたと。
      …んな訳無いわな。
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